この記事でわかること
→ポジショニングをとるってのは一つの成功パターン。戦わずに済むポジショニング見つけましょう。
どうも中島です。
僕が昔、成果を出していたことに大学の研究、そして魚釣りがあります(笑)
大学の研究はよくネタに話しているのですが、僕は計算化学というのを専攻しておりまして、運の良いことにある程度の成果を残すことができました。
一方、魚釣りはあまりネタにしていないというか、むしろ忘れていてさっき思い出したのですが、こちらも自分では成果を出したと言えるほどは上手だったと思っておりますw友達と釣りクラブなどを勝手に主催しており、小中学校のころは父親をたぶらかして、離島に釣り旅行などに連れて行ってもらったものでした。
で、その魚釣りと大学の研究ですが、成果を残した背景には、ある同じパターンがあることに気付きました。
「ポジショニング」です。
思い返せば、魚釣りでも研究でも、僕はポジショニングを上手くとっていたんです。
■魚釣りで不思議に思っていたこと
まず魚釣りの話から始めましょう。
魚釣りで僕はつねづね不思議に思っていたことがあります。
それはみんな魚が釣れない場所で釣りをしようとすること。
ほとんどの人は、防波堤とか、砂浜とか、人が行きやすいところで釣りをするわけです。
でも、そこって人が行きやすいところだから、いろんな人が釣りをしているわけであって、魚が少ないと思うんですよ。
実際、人がたくさんいる所はあんまり釣れてないことが多いです。たまに大物釣ってる人もいるにはいますが、それはほんの一握り。
大抵の人はあまり釣れてないか、連れても小魚少しって感じでした。
■魚を釣るために、僕が工夫したこと
人がたくさんいるところでは釣れないことがわかっていました。
なので僕は釣果(成果)を出すためにあることをしていました。
それは単純なことではあるのですが、「魚が釣れる場所に行く」こと。
具体的には人が少ない場所に行っていたのですが、人が行きにくいところなので、道が険しかったり、むしろ道なんてない場所だったりします。
でもその先はまだ荒らされてない漁場というか、魚がたくさんいる場所で、そんなに凝らなくても結構魚を釣ることができたことを覚えています。
始めは陸続きの、「ちょっと行きにくい場所」でした。
でもちょっと行きにくい場所も行き尽くしてくると、もっと行きにくい場所にも行ってみたくなります。
つまり、ちょっと離れた島です。(島と言ってもそんなに大きくないもの。鹿児島の海にはたくさんあるのです)
中学生の僕は、どうしたらその場所に行くことができるか、それを考えました。
そして取った行動が、船を手に入れよう!ということ。
具体的には父親を何とか説得して、小さなゴムボート(エンジン付き!)を買ってもらったのでした。
(テストで上位◯位以内にはいるというのが条件で、相当頑張って勉強したのを覚えていますw)
(もちろん運転は父親っすよ。ほんとに買ってくれたのは意外でしたが)
それでちょっと離れた島に釣りに行ったら、これが釣れる釣れる。もう、ウヨウヨいるわけです、魚が。
当然のことながら大量の結果に終わったわけですね。
■魚釣りを戦略で解釈してみる
これって、戦略論の言葉で言えば、ポジショニングを上手くとっていたということです。
勝てる市場で勝つ!ってのがポジショニングの考え方ですが、まさにそれをしていたのです。
競合が多くて、魚も少ない市場(海)で戦っても勝つのは難しいわけです。勝てないとは言えませんが、そのエネルギーは結構大きなものになるでしょう。
でも競合(他の釣り人)が少なくて、魚も多い市場(海)だったら、それは余裕で勝てるわけです。
戦略とは戦いを略するということ。つまり戦わずに勝つのがその目的なんですよね。
魚釣りで言うなら、他の人がいない場所を見つける嗅覚、そして船を買って離島に行き着く行動力があれば、戦わずとも大量ってわけだったんですね。
■現実でそんな海はあるのか?
ということで、今回主張したいのは、仕事でだってポジショニングは大事で、良いポジション見つけましょ!ということを言いたいわけです。
そんな夢のようなポジショニングって現実では難しいよーって声が上がりそうですが、そんなことありません。
探してみればそういう市場は沢山あって、変化の早い現代だからこそ、まだ宝が埋まっているポジショニングってのは沢山あるはずなんです。
重要なのは、その最適なポジションを見つけるということ。
で、それをどうやって見つけるか、というと、いつもの通りリフレクションなわけです(笑)
自分しかたどり着けないポジションって何だと思います?
それは「経験」です。
自分がやってきたこと、経験してきたことはその人オリジナルです。
経験って足し算でなくかけ算です。
一つ一つの経験は他人と同じでも、それを掛けあわせたらマジで自分一人の経験にしかなりません。
そこにポジショニングの種は埋まっています。
経験してきたことなら自信をもって話せますし、それを他人も信用してくれます。
内省し、リフレクションすることにより、経験から自分のポジショニングを引っ張りだすのです。
そんなことに興味のある方はぜひ遊びに来てください。
フライデーリフレクション!
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