釣りバカ日誌から考えた「強み」とは一体何なのか?その3つの構成要素。

ナカシマガジンメール版よりの転載です。

強みをつくる3つの要素とはなんでしょーか?

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こんにちは、ナカシマです。

少し時間があいてしまってすみません、ナカシマガジン・メール版の更新です。

今回はナカシマが考える「強み」についてまとめてみたいと思います。

というのはここ最近「強み」というものについて話す機会が多くて、改めて整理してみたいと思ったからなのですが、皆様も強みって何って言われたらどう答えるのでしょうか。

強みって一体何でしょうか。

■普通、強みって言ったら何を指すのだろうか?

まず、一般的な強みから考えてみましょう。

一般的に強みといったら、次の2点が挙げられるのではないでしょうか。

・自分が上手、得意、と思っていること
・他人が上手と言ってくれるもの

前者は主観的な強みです。自分の心で思っていることで、1つか2つは挙げられる人も多いのではないでしょうか。

後者は(わりと)客観的な強みです。自分で「自分はこれが上手だ!」と思ってても、人が「あいつ、上手だよね」と思わない限り、それは客観的に上手ではない、ということです。

この世の中は常に競争です。人より優れていてこそ、勝てる。

それが「強み」といえる。

そんな思想が「他人が上手と言うことが強み」の例では前提となっています。

■人より上手だったら、それは本当に強みなの?

ただ、ここで思うことは、人より上手だからといって、好きではない活動だったら、それは強みなのか?ってことです。

自分のやる気が起きない活動、どうしても価値を感じられない活動、そんな活動は強みということができるのでしょうか。

いや、「強み」って言ったら、それは仕事にすると「凄く成果が出るモノ」だと思うんですよね。

強みを仕事にしていると、成果も出るし、楽しいし、もう最高!って感じになるのが強みだと思うわけです。

となると、ただ単に他人より得意なだけでは、それは強みとはいえない気がします。

そう、真の強みを定義するなら「それが好き!」ということも外せない気がします。

他人より得意であることは当然として、それが心から好きで楽しいと思うこと、という条件が必要だと思います。

■価値を感じていることも大事

加えて、「その行為に価値を感じていること」。

ナカシマは、これも強みの条件に入れたいと思います。

というのは、好きで得意な事だったとしても、「自分の面倒くさいこと」がそれに付随してくる場合、やる気がなくなってしまう、という場合が考えられるからです。

以前、職場の上司と話をしていた事に、釣りバカ日誌のハマちゃん(釣りが得意!大好き!)が、釣りを仕事にしたら、それは幸せなのか?って議論をしたことがあるのですが、ハマちゃんは釣りを仕事にしても、幸せとは限らない、というのがその場の結論でした。

釣りを仕事にしてしまうと、お客に満足してもらうために釣りをすることになるからです。

ハマちゃんは、自分のペースで釣りをすることが好きなのです。好きなときに、好きなだけ、得意な釣りを自分のやり方でやる。それが仕事だったら、義務感に追われて、楽しいことも楽しくなくなってしまうんじゃないか

そんなことがその理由です。

ただ、その釣りを仕事ですることが、世の中のためになる、これは俺がやらなきゃいけない!という、価値観を持っていたらどうでしょうか。

多少めんどくさいこと、辛いことがあっても、世のために釣りを続けることができるんじゃないでしょうか。

■強みとは、「好き」で「得意」で「価値を感じる」こと

ということで、強みを「それを仕事にしたら、成果も出るし、楽しいし、毎日最高!」というモノと定義するなら、

・他人より得意であること
・それが好きであること
・価値を感じていること ←これ、大事!

この3つが必要だというのが、ナカシマの考えです。

ということで、「強み」を定義してみました。

強みとは、漠然としたものです。

その漠然としたものを捉えるため、好き、人より得意、価値を感じていること、の3つの要素をポイントにしてチェックしてみるといいと思います。