コレはやらないと絶対損。リフレクションメモのとり方。

この記事でわかること

→ リフレクションメモを取ることにより、自分の「在り方」がわかり、大きな意思決定や選択にすっごい役立つ。
ちょっとずつ公開していくリフレクションのやり方シリーズ。

今回はその大御所であるリフレクションメモについて公開です。

リフレクションメモはいろいろやり方があるのですが、今回はその中でも一番大事な人生の高度の高い部分のリフレクションメモのとり方をお伝えしようと思います。

これ、ピンときた方は、きっと今すぐ始めたほうがいいっすよ。

それではいきましょう。

■ざっくり目次
・リフレクションメモとは
・高度の高いリフレクションをするために
・まず、キーワードを集める
・キーワードを軸に、Beingを熟成させる
・生き方の質はBeingで決まる

■リフレクションメモとは

まずリフレクションメモについて説明しておきましょう。

リフレクションメモは、日々のリフレクション(内省)を書いたメモです。

僕は日々手帳に書きためておりまして、今年で5年目にはいりました。

具体的に何が書いてあるかというと、

  • 日々の小さな成功体験
  • 起こった出来事、それに起因する感情
  • 次から工夫してみたい仮説

・・・など、様々なものをメモしています。

このリフレクションメモ、騙されたと思って、ぜひ書いてみてください。オススメは、まずメモをするものを一つに絞って書くということ。

ナカシマはなれているので、いろんな事を書き込みますが、最初は色んな事を書き込むとごっちゃになって、見返すのが面倒くさくなります。

継続するためには、面倒くさくならない設計が凄く大事なので、一つに絞って書くことをお勧めします。

 

■まずは、高度の高いリフレクションをメモろう

ということで、まずは高度の高いリフレクション(下で説明します)だけのメモをとる事をお勧めします。

比較的簡単ですし、何より一番効果があるのがコレだからです。

では高度の高いリフレクションとは何でしょうか。

高度の高いリフレクションとは、

  • 人生の目的
  • 自分の在り方
  • 価値観とか判断基準のもっとも深い部分

などを考えることを言います。

図で書くとピラミッドの上の部分っすね。

スクリーンショット_050114_022737_AM
(詳しくはこっちの記事にかいてます)

ドラッカーを始めとした、数多くの名著と言われる本には、この高度の高い部分が大事といっています。

これは僕もホントそう思いますし、これを明確に持っていると持ってないでは、意思決定の質が違います

ぜひ、この高度の高いリフレクションを通して、自分の在り方をサーチして頂ければと思います。

 

■まず、キーワードを集める

高度の高いリフレクションするためには、まずキーワードを見つけましょう。

ここでのキーワードというのは、自分の価値観に近い言葉のことです。

「あ、自分が価値を感じるものってコレだなー」とか感じたら、それが高度の高い部分のキーワードです。

例えば僕なら、「構造化、持続可能、教育、エネルギー、ワクワク、Something new、・・・」などのキーワードがリフレクションメモに書かれています。

これらのキーワードは、いろいろ紙に書き出してみるといいです。

100個くらい出せば、その中から自分が特に価値を感じる言葉を選ぶことができると思います。

ある程度期間をかけていいので、このキーワードはじっくりと書き出してみてください。

 

■キーワードを軸に、Beingを熟成させる

次にすることは、高度の高いキーワードを「たまに振り返る」ことです。

できれば最初は1ヶ月に1回は振り返りした方がいいっすね。

で、その振り返りをしたら、そのときに新しく思ったことも書き足してください。

これはキーワードの形態でもいいし、もっと詳しく書けるなら詳しくてもOKです。

僕の場合は、経験した出来事が書いていたり、その経験で改めて思い直したことなども書いています。

こうやって、折に応じて高度の高い部分を考え、熟成させるのです。

そうすると、そのうち自分の本当に大事にしたいことが、ぼんやりと見えてくるんですよねー。全部のキーワードとか書いてあることが収束して、「コレだ・・・・」みたいに思う時がやってきます。それ、たぶん自分の人生の目的とでも言えるものだと思います。

ちなみに中島は高度の高いメモを2年くらい続けたときに、「あ、俺はこれでいい。コレになら、俺の人生かけていいわ」って心から納得するものが出てきました。

 

■人生の質はBeingで決まる

高度の高いリフレクションから出てくる、この Being というもの。

これがあると人生にかなり色がつきます。毎日がカラフルで、未来が常にワクワクします。

結果としては、自分の在り方(Being)というものに納得感をもつだけなんすけど、これがほんと凄い効果を生むのです。

イノベーションの理論で有名なハーバード大のクリステンセン教授も言っています。

まず人生を評価する物差しについて考えなさい。次に、最後になって自分の人生は成功だったと評価できるように毎日を生きる決意をしなさい。

ホントその通りです。

みなさんもぜひ人生の目的(評価する物差し)を考えてみませんか?

ということで、リフレクションメモと高度の高いリフレクションの実施ステップをまとめてみました。

これは絶対にやった方がいいお勧めメモなので、読むだけでなくぜひ実行してみてくださいね!

 
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