リフレクションカードキッズを開発しています。
問いの開発、カードのデザインも少しずつ確定してきて6月中には発表できるように頑張ってスパートしております。
リフレクションカードキッズはまず小学校4〜6年生くらいを対象に開発しています。
開発の一環として実際の小学生に協力してもらったりもしてて、生の声をドンドンもらっているのですが、それが嬉しすぎるものがあったんですよ。
カードを使うと、友達との関係が深まる
実験では、ワークの後に小学生に感想を書いてもらいました。
綺麗な字でたくさん書いてくれたのですが、その中の1/3は友達と仲良くなった!!!という内容でした。
『真面目にやると楽しくわかりあえる気がしました』という感想があったのですが、この「まじめに話す」というのが小学生にも意外?にうけるということが実験をやってみての気付きです。
恥ずかしがるかなーとか、ふざけるかなーとも思ってたのですが、意外や意外真面目に話してくれるんですよね、カードがあると。
で、そうやって真面目に話した後だからか、も一つ嬉しい感想が。
『家に帰るとき、今日のことを話して言葉が止まりませんでした』
これは嬉しい、嬉しすぎる。
その場面は僕は見てないのですが、子どもたちが友達と一緒に帰るとき、リフレクションで話したことを口々に話しながら帰宅している様子を想像するとニヤニヤします(笑)
子どもだって、友達の経験から学びを創り出せる
も1つ感想で気づいた部分が、子どもも他者の経験を聞くことで自分の学びに変換できるということです。
ある子が将来の夢について話してくれてたんですが、その子の話を聞いた友達の子が「A君の話を聞いて、私は将来のことは深く考えてなかったけど、もし考えるとしたら◯◯だと思う」と感想を書いてくれたのです。
友達の話をキッカケに、自分に場面を転換して考えを深めることは、これから大人になっていくにつれて重要なスキルになるはずです。
こういう学びのトレーニングが生じていること+カードがそれを引き起こせていることは、リフレクションカードキッズの可能性を大いに感じる出来事でした。
これはかなり面白いことになる予感がします。
リフレクションカードキッズ、本発表をぜひ楽しみにお待ち下さい。