理想的なキャリアのためには、早めに「今の道の先を体験する」のがやっぱりいいと思う

その先には何があるのか

その先には何があるのか

 

先日、友人の結婚式に行ってきました。

 

大学時代の友人など数人が来ていましたが、その中に大学卒業以来で8年振りに会った友人がいました。

 

今なんの仕事してるのー??とお互いに聞いていたところ、友人は会社を立ち上げて会計関連の仕事をしているとのこと。

 

大学時代勉強していたこととは違うことをしているので、お互いに境遇がにているねーwと盛り上がっていました。(ちなみに僕も友人も大学時代は化学の勉強をしていました。2人とも相手は研究者か化学系の企業に勤めているんだろうなーと思っていたのに、全く違う展開にw)

 

さて、友人とそんな話しをしていたら、当然のごとく「なんで、僕たちは化学の道を進まずに、別の道に進んだんだろう?」という疑問が出てきました。

 

お互いにその理由を話したところ、実は同じ道程を進んで来たことがわかりました。

 

理由は結論から言うと、僕もその友人も「今のまま研究者として道を進んだところにある姿に違和感を持ったから」というのでした。

 

僕が違和感をもったキッカケは、学部3年のインターンシップのときです。インターン先で分析の仕事をさせてもらっていたのですが、2週間分析の仕事をしてみて、分析はコミットしてできる仕事じゃないと強烈に感じました。

友人も似たような経路を辿っています。友人は学部1年のときにカナダの研究室に短期留学のようなことをした際に、研究者としてキャリアを積むことに対してコミットできないと思ったとのことです。

 

ただ、僕も友人も既に化学系の学部に入学しており、再度他の学部に入学し直すという選択肢はリスキーです。そこで友人がとった選択は学部のときに会計の勉強をするということ。一方、僕は大学院に入るとき研究室を移り、勉強する内容を理想と感じたものへ変更しています。

 

お互い、別の道に進む決断を下し、そのための準備や行動をしたから、納得できる今の生き方がある。

 

結論はそういうことでした。

 

今の働き方ができているのは、その結果です。

 

目の前のことを頑張ることも絶対に重要ですが、その5年後、10年後、20年後の姿を想像することも超大事です。

 

僕はもっとたくさんの人が、早いうちに「今の道の先」にある未来の在り方について具体的に考えられる経験をすべきだと思います。

そしてその先に想像できる未来に対して、自分が納得感を持てるかどうか考えるべきです。

 

未来に納得できたらコミットしてやればいいし、納得できなかったら納得できそうなことを探せばいいのです。

 

未来はやってくるものでなくて、創るものです。

 

人に与えられるものではなく、自ら望むものです。

 

自分の望むように、未来に対して歩みを進めてみてはどうでしょうか。以外に何とかなるものですよ。