発見は「差」の違和感から始まる

皆様は違和感とどのように付き合っているでしょうか。

  「なんか変だな…?」
「ん?それどういうこと?」

  そういう違和感を皆さん誰しも感じたことがあると思いますが、今回はそんな「違和感」をセンサーにすると、発見力が上がるよ!というお話です。

日常の違和感を深めてみると、結構いろんな発見が見えてくるようになります。 

違和感とは「差」であり、未知への入り口である

  ではまず違和感について考えを深めてみましょう。  

違和感って何気なく使っている言葉ですが、もう少し意味を深めて考えてみると「何かと何かの間に差を感じている状態」だと思います。

例えば、仕事で誰かと話してて、違和感を感じたとしましょう。

自分の中では「当然こうでしょ」と考えていたことに対して相手が違うことを言っていたら、そこには何かしらの「差」があるはずです。

私達はその「差」に対して違和感を感じるのだと考えています。  

発見とは差の認知と構造化である

  そんな違和感ですが、これは「発見」ということに凄く結びつきます。

違和感って、そこが自分が認知していない領域だから感じるのであって、自分が認知していない領域というのは発見の種だからです

一般的には「発見」って今まで気づいていなかったことに気づくことと言ってよいと思いますが、僕はそんな「発見」は「差の発見」から始まると思っています。

まず「差」を見つけて、その「差」ってなんだろう?と考えること。   で、その「差」をぐーーっと深めていって、こういうことか!と言語化して、構造化できたら、僕たちは「発見」をして、それを人に伝えることができる状態になったと言えるのだと思います。  

違和感をセンサーにして発見力を高める

  ということで、違和感はそこに「差」と「発見」が隠れていることのサインであり、センサーだといえます。

日々の生活で違和感を感じたときには、一度立ち止まってみるといいかもしれません。

違和感に対する感度を高めることで、世の中で起きていることへの発見力が高まるはずです。