パターン・ランゲージ、3つのCと創造社会

こんにちは、ナカシマです。

一昔前よりハマっている考え方にパターン・ランゲージというのがあります。

パタン・ランゲージとは一言でいうなら何かを「創造するための言語」です。

言語といっても、日本語や英語のように「言語そのもの」ではなくて、建築をするとき、ソフトウェアを開発するとき、人とコラボレーションをするとき、など、日頃の仕事などの状況のときに生じるパターンをいろいろと書いてあるものです。

詳しくはこちらのサイトなどをみると面白いかもしれません。

そのパターン・ランゲージですが、日本で進めている大学のセンセイ(上のサイトの先生です)が面白いこと言ってました。

それは時代変化の3つのCという話です。

Consumption:消費社会
Communication:コミュニケーション社会
Creation:創造社会

時代はこの変性をたどっており、これからは三番目のC、つまり創造社会だと言っているのです。

これはナカシマも納得です。

一昔前は、モノをたくさん消費するのがすごい、豊かだ、人間らしい、みたいな価値観ってあったと思うんですよ。

でもその弊害もたくさんありながら、それってほんとに人間の求めているものなの?って流れが出てきたのが2000年前後。

その後は、豊かであるとは、周りとつながり、コミュニケーションをする情報化社会だ!みたいな流れになったのが、2番めのCです。

でも最近、これもどうなの?みたいな流れが出てると思うんですよね。SNS疲れなんて言葉も出てきて、コミュニケーションをたくさんして、情報を知っている、情報を消費する、ってのも違うんじゃないかって空気があるのが現代だと思います。

ではその先にはどんな社会があるのでしょうか。

それが3番めのCのCreation、つまり創造の社会です。

ここ数年、様々な新技術により、創造がぐっと身近になっていると思うんです。
有名な例では3Dプリンタとかそうですよね、データをダウンロードすれば自分でいろいろ作れちゃうわけです。
で、面白いものを作りたいと思ったら、キックスターターのようなサービスでクラウドファンディングしてお金集めることができるし、そういう、個人が作った製品やサービスを世の中の人に伝える手段ってのが10年前にくらべてものすごいあると思います。

つまり、これからは個人がCreateする時代がくると思うんです。

話はそれますが、人間の自己実現には、理解、表現、共感の3つがあるとナカシマは思っていまして、その表現、という要素がこのCreateを司る根本だと思っています。

で、なが~くなってしまいましたが、パターン・ランゲージはこのCreateをするときに使える知識言語だというのがナカシマの認識です。

今、リフレクションパターンなるものを作っていますので、できたらまた皆様にもお知らせしたいと思います。

ということで、パターン・ランゲージとこれからはC:Creationの時代!って話でした。