コミュニティはその1秒が大事すぎる

ナカシマ、コミュニティを運営していた経験があります。

ということでたまにはコミュニティ周りの話もしてみたいと思います。

 

■コミュニティを形成する要素:受容

以前、こんな記事を書いていました。

コミュニティを形成する3つの要素:ナカシマガジン

初期のコミュニティには、それを形成する3つの要素があります。

その1つとして、受容ってのがあるのですが、これって結構難しいんですよ。

今日の1秒の話が、まさにその受容についての話なんですけど、受容って言葉で言っているだけではダメなんです。

言葉だけパターンはホントよくあります。

言葉では「集まる皆さんを大事にします」「皆さんを最大限にサポートします」っていってるのに、いざその場を見てみるとそれは放置でしょ、って思ってしまう場はたくさんあります。

もちろん、それを表現しようと頑張ってるところもあって、そういう場はまずスタッフがすごく積極的に動いています。集まってくる人をサポートするために、気持よくなってもらうために何ができるか?ってのを常に「考えている姿勢」が伝わってきます。

 

■大事なのは心が伝わってくるか

ナカシマ、実はこの「考えている姿勢が伝わってくること」が大事だと思います。

「受容」をキーワードにして話すのなら、受容を感じてもらうのは「あの行動は、こっちのことを考えてしてくれたんだ」って思ってもらうことです。

ちなみに、それが上手く行ったかどうかは、実は別問題です。

気持ちをもって行動してくれたかどうか、それがポイントだと思います。

 

ほっと一息。その空気感。

ほっと一息。その空気感。

■1秒が気持ちを代弁する

で、ようやく1秒の話です。

最近飲食店でスタッフ研修をすることがあるのですが、某飲食店で店長さんが、1秒を大事にするってことを言ってました。

例えば、注文を頂いたあと、

・即効で、ありがとうございます+注文する機械を閉じて去っていくか、
1秒間を置いて、ありがとうございます+去っていく

では、全然印象が違うって話です。

たった1秒なんですけど、こちらを大事にする気持ちを持ってくれてるんだな、そういうのが伝わってきます。

逆に言えば、その1秒を待てなかっただけで、受け手側としては、クローズに接されている印象を受けます。やることだけやればいいでしょ、みたいな、そんな印象を受けます。

まあ、そうなんですけど、そうじゃないんです。何かへんな表現ですが。

 

こういう1秒の使い方は、コミュニティの場でも、飲食のようなサービスの場でも、いろんな場所で大事なことだと思います。

もしご自身で何かを運営している場合は、ちょっと気をつけてみるといいかもしれません。