僕は「内省」というものを軸にして、マナビの場作りをしています。
今回は僕が内省について考えていること、そしてその重要性を書いてみようと思います。
内省とは「自分の考えや行動などを深くかえりみること」と辞書にありますが、この深くかえりみる行為はこれからの時代を「良く生きていく」ためにすっごく大事です。
でも、よく生きるとはどういうことでしょうか?
あなたにとって、よく生きるとは?
私にとって、よく生きるとは?
はい、ここまで引っ張っといてなんですが、そんなの「人それぞれ」ですよね。
当たり前のことですが、自分にとって良いかどうかというのは、自分にしかわからないものです。
「自分にとって何が良い事なのだろうか?」
この問いは、生きている間ずっと続く問いなのではないでしょうか。
多分ですね、答えがわかるのは人生の最後です。
死ぬ間際に「あーー、人生楽しかった!最高!」みたいに思えたら、「自分にとって良い事をしていた」ということができるのでしょう。
ちなみに、世の中右肩上がりの時代だったら、この問いにはいわゆる「正解」があったと思います。
頑張って勉強して、いい学校にいって、良い企業に就職する、という正解です。
そうすると、家も買えるし車も買える。家族も喜ぶし、一生安泰!あー幸せ!なわけです。
でもこれからの時代、右肩あがりの成長はもう来ないですし、もしそうなったとしても、物質的に豊かになることが幸せだという価値観はもうなくなっちゃってますね。
ただ頑張れば良い時代は終わりました。
僕たちは「自分にとって良いこと」の答えを探してかないと、死ぬ間際に「人生最高!」って言えない可能性が高いのです。
では「自分にとって良いこと」はどう探せばいいのでしょうか。
・・・その答えが、内省だと思うのです。
内省を通し、日頃から自分の考えや行動をかえりみていれば、自分にとって良いことがわかってきます。
「こうやれば自分は嬉しいし、みんなも喜んでくれる。だったら自分はこう在るべきだし、こう生きたらいいのではないか」
そんなことを、あーでもない、こーでもないと数年繰り返していると、より良い、よりBetterな生き方ができるようになるはずです。
そしてその結果、人生の最後に「あー、幸せな人生だった」ということができるのだと思います。