リフレクションを効果的に進める上で、並行するダイアログ(対話)は非常に大事なプロセスだと考えます。
対話が効果的に進むことで、リフレクションを通してでてくる気づきも良質なものになるでしょう。
今回は、効果的対話を行うため、Date Driven Dialog(データドリブンダイアログ、データに基づいた対話)について考えを記載してみたいと思います。
Date Driven Dialogとは
Date Driven Dialog(以下D3)は、その名の通り、データに基づく対話を行おうという思想です。
インタビューやアセスメント、各調査などにより集まった質的(量的)なデータをもとに対話を行うことで、対話領域の質を向上させ、その結果としての対話経験、省察経験の向上を目指すことがその目的となります。
D3は、対話経験を良質なものにするための1つの大枠です。D3の中には、Dialog Analysis(対話型解析)や、そのメソッドとしての差分解析法などが入りそうです。「入りそう」と書いたのは、このD3の概念がまだ作成途中だからなんですが、今、僕の考えている大枠はこのD3というものでまとめられるような気がしています。
具体的な手法としては、評価グリッド法に近い差分解析法であるあのワーク(名前がまだない)とか、あの分析を応用したあのワーク(こっちも名前がまだない)とか、C分析を応用したあのワーク(名前が・・略)とかあります。どれも実験段階ですが、面白い結果が出そうです。
対話って、ただ適当に話をしていれば良いoutputが出てくるとは限りません。時間をかければいいものは出るかもしれませんが、その質と量を手法でUPすることができれば、その手法は対話の技術と言えると考えます。その対話の技術としてのD3をこれから深めていこうと思います。
Date Driven Dialogは、もしかしたらDate Driven Reflectionといってもいいかもしれませんが、そのへんはおいおい決めて行きたいと思います。
とりあえず、対話は(手法によって取り出された)質的データにもとづいて行うと、全体としてのアウトプットがよくなるよ!ってことを考えている。ということでした。
ほとんど自分用のメモですがアップしておきます。