昨日、面白い人達と飲んでたのですが、改めて思ったことがあります。
共有ビジョン、大事。そしてそれを広めるトップの意思決定、そしてスタンスってホントに大事。
当たり前のことですが、改めて思ったので文章にして残しときます。
■会社を良くしたいっていうけれど
昨日飲んでた人たちは、基本会社を良くしたい!と思って仕事をしている人達でした。
まず、「今の企業は沈みゆく船のところも多くて、(大手なんかは体力があるから)現在進行系で沈んでても大丈夫と甲板で優雅に夕食を楽しんでるところあるよねー」などと話が展開。
次に、「でも、よくよく考えてみると夕食を楽しんでいる人たちも、状況がヤバイことには気づくことはできるわけであって、その状況の中なぜ立てなおそうとしないのか」という話へ。
結論は、「船が沈んでもいいと思っている!」ということ。
そうなんです、「沈んだら他のとこへ行けばいいや」とか「俺の時代はまだ沈まないから俺は無難はせず逃げ切ろう」とか思う人が結構いるよね、ということなんですね。
そんな状況だったら、船長が立てなおそう!といっても他の人は無視するわけであって、そのままです。それが今の日本企業の多くにある問題ではないか、と。
■一人ひとりが自分の船だと思うことが大事
で、そんな状況をどうしたら変えることができるのかと言ったら、一人ひとりが自分事にすべきだ、という話になったんですよね。
自分事だったら、なんとかして立て直そうとするわけじゃないですか。
ただ、今の会社って、一人ひとりが会社のことを自分事に思えるようなマネジメントがなされていない。
会社のビジョンを押し付けるのではなく、ひとりひとりのビジョンと会社のビジョンをすりあわせて、お互いが自分事になるようにマネジメントを変えないといけないんですね。
先日、セブン-イレブンが、10年ぶりにサンドイッチの工場を刷新した、という話がありました。新しい設備を一気に導入するのって、かなーーーり大変だったと思います。でも、ここでやらなきゃいつやるんだ!?ということで、一気にやり切ったことだと思うのですが、凄いですよね。
こういう手術は、元気なときにするのが一番です。病気になってからだと手術に耐えられる力がないですから、いかに早く元気なうちに、変革という手術をできるかってのが、トップの意思決定だと思うのです。
ということで、話はそれましたが、
- 従業員が会社のこと、仕事のことを自分事に思えるようなマネジメントって大事だよね
- そしてそれは結構大きな手術だけど、元気な今のうちにやるのがいいよ!
って話しでした。
今、リフレクションで入らせてもらってる会社さんでは、必ずこの共有ビジョンというのを大事にしながら、対話をしています。チームがいい方向に進んでいると思います。
皆さんの会社、チームはどうでしょうか。
同じ会社、チームに入ってきたメンバーです、合う部分というのは必ずあります。そこをみんなで探求しに出かけよう!という姿勢があるかどうか、がまずは分かれ道ですね。