デザイン思考で知識デザイン!第5回リフレクション実践研究会の報告

先日、リフレクション実践研究会の第5回を開催してきました。

第5回の今回は、第4回の続きということで、「深い振り返りのための要素」を引き続き探求していきました。

今回からはデザイン思考を全面的に取り入れたワークを実施しており、参加者の集合知で知識をCreateしていくことに重きを置いています。

  • 前回の復習
  • 深い振り返りの要素を追加する
  • 要素をより本質化する
  • エクスペリエンスマップをつくる

それでは振り返りながら会の内容を説明しましょう。

■前回の復習

まずは前回の復習から。詳細はこちらの第4回報告ブログを読んで頂ければと思いますが、前回はシステム思考を使いながら、振り返りの要素を洗い出したところまででした。

写真のように、深い振り返りには、ツールがあること、タイミングが会うこと、未来に望みを持っていること、内省を助けてくれる上司がいること・・・など様々な条件があることがわかりました。

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■深い振り返りの要素を追加する

で、今回なんですが、今回は前回の要素に足りないものを追加することから始めました。

やり方はオーソドックスなブレストから。

こんな風にして、参加者で「自分が深い振り返りをしたとき」を思い出してもらいながら、そのときに場に現れていた要素を考えてもらいました。

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■要素をより本質化する

あらかた要素が出尽くしたら、次は本質の抽出です。ブレストで出てきた要素の中には似たような要素、ぱっと見は謎な要素もありますので、それらをグルーピングして、そのグループを代表する要素を抽出します。いわゆるKJ法、カードソーティング法ですね。

すると、こんな感じで、深い振り返りをするためのより本質的な要素が現れてきました。

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マイナスの感情を持っていること、それに向き合う勇気を持っていること、気づきを生み出す種のようなものを過去に体験として仕込んでいること、その種が芽を出すスイッチがあること、実に様々な要素が抽出されました。

こう考えると、振り返り、リフレクションって、ただその場だけで起こっているんじゃないんですね。
綿密な経験と経験の重なり合わせがあってこそ、深いリフレクションが発生していることがわかります。

■エクスペリエンスマップをつくる

最後はこの本質に近い要素が、実際にはどんな経験として僕達一人ひとりに起こっているのか、エクスペリエンスマップで確認しようと試みました。

具体的には、Aくんというペルソナを作って、そのAくんが良い振り返りをするときに、先に出てきた要素をどのように経験していくか、ってことを表わそうと試みています。

実はこの時点で残り時間20分。時間の延長はできなかったので、超速で組み立てていきました。結果、エクスペリエンスマップはこんな感じに。

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時間軸を考えながら要素を配置していくことは結構難しく、時間があればもう少し細かいエクスペリエンスマップがいけたのではないかと思います。いかんせん、今回はここでタイムアップということで、一旦写真をとって、終わりにしたのでした。

■続きは次回に持ち越します

ということで、またも面白いところで時間が来てしまったので、今回のワークはまた次回に引き継いでいこうと思います。

次回はエクスペリエンスマップではなく、シナリオライティングという手法で、振り返り・リフレクション経験を深めてみる予定です。

※追記 こういうのを学習経験デザイン、LX(Learning experience)デザインと読んで深めていこうと思っています。

具体的にどんなことするの?ってことはまた、こちらのページで発表すると思いますので、リフレクションや人の成長、そしてデザイン思考や人間中心設計に興味のある皆様はぜひ一緒に探求していければと思います。

ということで、リフレクション実践研究会の第5回の報告でした!