先日、レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップとのコラボレーションワークショップやってきました。
今回は活動報告ということで、どんな事を考えながらワークショップやってみたのか、簡単にまとめてみようと思います。
コラボレーションの目玉は、なんといっても「直感と視覚」と「言葉」の絶妙なバランスに挑戦したところ。
リフレクションカードは「言葉」を軸にしてワークを進めるのですが、LSPは「直感と視覚」を使ってワークを進めるのです。
レゴ®シリアスプレイ®(以下LSP)はレゴブロックを使って自分の頭の中にあるものを形として表すことをします。
例えば、「今のあなたの想いをブロックを使って表してください」というお題で、ブロックを使ってモデルをつくるのですが、それが例えばこんな感じになります。
で、これをつくるときのポイントが「直感で手の動くまま」というところです。頭で考えてモデルをつくるのではなく、そのまま手の動きに任せてモデルをつくるのです。もちろん、多少は頭で考える部分もあるでしょうが、直感的にブロックを配置して「なんでこんな配置にしたんだろう?」と「視覚」を使いながら内面を深めるのが、LSPのポイントなでしょう。
意図的に挑戦したこと
今回の挑戦は、このレゴブロックで作ったモデルに対し、リフレクションカードを使いながら対話をしたらどこまで深くリフレクションができるか、という部分でした。
リフレクションカードは基本的にカードにある問い+そこから生まれる言葉によってリフレクションを深めることをします。
言葉だけでももちろん話を深めることができますが、そこに視覚で見えるモデルが加わったらどうでしょうか。
例えば「何のプロフェッショナルになりたいと思う?」というリフレクションカードの問いも、「このプロを表しているモデルの、この部分ってどういう意味を持っているの?」と問うことができるようになるわけです。
これはカードだけでは体験できないリフレクションです。普段は言葉を通してリフレクションが繰り広げられるのですが、今回はモデルを指差しながらリフレクションが繰り広げられているのが印象的でした。
モデル+問いを通したリフレクション体験がどの程度深まるのか、それはどの様に深まるのか、そんなことが幾つかわかったワークショップでした。
今回のコラボでまた実験したいことが出てきたので、レゴとのコラボレーションは引き続き継続していこうと思います。
次は2018年2月に開催予定です。詳細はこちらのリンク先か、ブログで報告しようと思います。