内省とビジョンの関係

今回は、内省とビジョンの関係について、考えてみようと思います。

 

内省って、基本は体験したことを振り返り、考えなおすもの。

 

そう、過去のことを考えるものなのです。

 

でも、内省は未来のことを考える(ビジョンを考える)ことにも凄く重要な役割を果たします。

 

 

===

 

まず、未来をみること、つまりビジョンを持つことの重要性は、ここ最近盛んに言われていることですね。

 

目先の利益でなく、未来の利益を考えて行動する。

 

そのためには、長期的な強いビジョン持つことが重要なのですが、これが中々難しい。

 

ふと考えてみると、自信を持って自分のビジョンはこれだ!と言える人は少ないのではないでしょうか。

 

多くの人は「ぼやーっとしたビジョンは持ってるけど、明確じゃない。こうかもしれないし、ああかもしれないし。いろいろ形が変わってよくわからない」ということを考えてしまうのではないでしょうか。

 

もし、みなさんがビジョンをそんな感じで持っているのなら、ぜひ内省をお勧めします。

 

というのも、明確なビジョンは、内省を通してを見いだされるものだからです。

 

明確なビジョンに必要なものは、明確な「自分の在り方」です。

 

「自分がこう在りたい!」というのが明確だと、それを実現するための未来のビジョンも明確になるからです。

で、「自分のこう在りたい!」はどこからやってくるかというと、それは内省からやってきます。

 

自分が体験したことを深く考えて、「これはいいけど、これは違う。。」ってことを何度も何度も考えていく。そうすると、「あ、そうか、自分ってこんな在り方を望んでいたんだ。。」ということが、わかってきます。

 

自分の在りたい姿が明確になると、日々の判断に迷いがなくなりますし、未来のビジョンにも自信をもてるようになるんですね。

 

そうなれば人は強いです。

 

ビジョンを持った人は、主体的に物事を判断し、周りに流されることなく、歩みを進めていくことができるでしょう。

 

===

 

はい、ということで、短いですが初回のコラムは「過去を振り返る内省が、実は未来に通じている!」ということでした。

 

皆様の内省と学びに、少しでも貢献できれば嬉しいです。

 

12月はぜひ2013年を内省して、2014年のビジョンを立ててくださいね!

※このブログはフライデーリフレクション・メルマガからの転載です。内省に関する情報、イベントの情報を発信してますので、ご興味ある方はコチラからご登録くださいませ。

メルマガの登録はフライデーリフレクションHPから