飲食店のようなサービス業でこそ、リフレクションの研修をしてほしい。

そういえばブログにまとめるの忘れてましたが、先月は某飲食店のオープニング研修を手伝わせてもらっていました。

いつもはお客側しか体験したことがないので、中での話はとっても新鮮でした。

店員さんはこうやってお客さんのことを考えて導線をつくっているとか、たった一秒の笑顔にもこんな意味が込められているのかと、スッゴイ勉強になります。

こんな心持ちでスタッフが働いているお店だと、絶対リピートして行くようになりますね。

オープンが楽しみです。

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大量の皿!

■研修後に振り返りをしてみる

さて、そんな飲食店で僕がどう関わっているかというと、研修の後の振り返りの部分を担当させてもらってます。

研修って、基本考え方を伝えたり、機械の操作を学んだり、接客の基本を練習したりと、実務的なことです。つまり、個人個人のスキルを実務可能になるようアップさせる、というのが目的なわけです。

実務スキルのアップは店舗オープンのために必須のことだと思います。

しかしながら、ナカシマとしては、「チームスキル」というのも実務スキルと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に重要かもしれないと思っています。

一緒に働くメンバーがどんな人で、どんな考えをもって働いているのか。

どうやったら、お互いに強みを発揮して、弱みをサポートし合えるのか。

こういうの、いつ何が起こるかわからない飲食店のようなサービス業では必須だと思うんです。カオスな状況の中、いかにしてチームで力を発揮して、それを乗り越えるのか。そういうところがチームスキルだと思いますし、それを伸ばすのがリフレクションなのです。

 

■というわけで、研修が終わった後に少しだけ話を

チームで働くとはどういうことか、1+1が2ではなく、3にも4にもなるのはどういう仕組があるのか。そして、お互いは何を考えながら、今日の研修を受けていたのか。そんなことをお話させて頂きました。

こういうこと、しっかり時間をとってやる店舗って中々ないそうで、店長さん含め、新スタッフのみんなも非常に勉強になったというか、喜んでくれてお互いの結束が高まったようでした。

ちなみに、リフレクションは、ちゃんとメモを取りながら行います。

一人ひとりがノートに、自分が感じたこと・考えたことを書いて、そして仲間が感じていたこと・考えていたことも同時に書きます。

継続的にリフレクションして、ノートをためてくシステムです。

人ってすぐに忘れてしまうので、こうやってメモを取るのがリフレクションにはスッゴイ大事です。

果たして数カ月後にどんな店舗ができているか。

めっちゃ楽しみですね。